RAPT理論の中の人は韓国系カルト宗教”キリスト福音宣教会(通称摂理)”の元信者

陰謀論系の有名なアカウント”RAPT理論”

世界政府運動を繰り広げる腐り切った日本政府にクリティカルダメージを与えまくるこの組織

意外と知られていないのは中の人たちの素顔が韓国系カルト宗教の分派の人たちということ

RAPT理論(ラプト理論、らぷとりろん)とは、キリスト教系の新興宗教の信者らが結成した日本の陰謀論団体「RAPT(ラプト)」が、TwitterYouTubeブログなどで拡散している言説である[1][2][3]韓国系カルト教団「キリスト教福音宣教会」(通称摂理)の分派であり、教祖は自称メシア(再臨のキリスト)を主張し、「この時代の中心者」として神の言葉を取次ぎ、終末の時代に神から最後の使命を受けたと説いている[1][2][4][5]。団体のウェブサイト「RAPTブログ」「RAPT理論+α」は、明確な根拠を示さずに特定の人物や団体を結びつけたり、個人攻撃誹謗中傷、ネットで拾い集めた陰謀論を展開している

RAPTは、2016年に愛媛県で結成された新型ネット宗教であり、日本人の男性教祖と2人の女性が運営している[1][2]。施設では、深夜や早朝から集団で礼拝し、祈りの時間が持たれる[1]。私財を投げ打って愛媛県の拠点に移住する人もいる[1]

地球平面説[10][11]

団体のウェブサイト「RAPTブログ」や「真実を伝えるニュースサイト」と名乗るブログ記事「RAPT理論+α」は、ヒーリング系のビジュアルでまとめられ、「パステル・Qアノン」と同様に女性をターゲットにしている[2][1][3]。ブログは、ワクチンに関する誤情報など、根拠不明の情報、陰謀論を多数掲載する[7][12]。情報源として、ウィキペディアのパロディサイト「アンサイクロペディア」を引用することもある[PR 1][PR 2]。RAPTは一見普通のタイトルでサイトへの流入を増やし、宗教色の強い有料記事や「朝の祈り会」の参加権を販売する[2][8][PR 3]。陰謀めいた過激な思想が一部の人気を集め、この団体を警戒する教育機関も増えている[4]

団体は被害妄想的猜疑心が強い特徴があり、創価学会統一教会生長の家などが、信者を工作員として団体の施設に送り込んでくると主張する[2]。そのため、信者になるには厳密な面接が行われ、ブログや動画に登場するのはほとんどが女性信者である[2]。批判者や脱会メンバーは、写真や実名がネット上に晒され、誹謗中傷が行われる[4][5]

2013年頃、教祖の男性は摂理から脱会したが、2016年に摂理の創設者である鄭明析(チョン・ミョンソク)に絶対的な尊厳を置くことを保ちつつも、自らを最後の中心者(メシア、再臨のキリスト)とする独自の宗教観を深めたサイトを立ち上げた[1][4][5]。教義は、摂理とほぼ同じであり、2023年にこの世を支配するサタンイルミナティロスチャイルド家天皇家、中国共産党)が敗れ、ラプトを「主」とする地上天国が完成すると説く[1][2]。摂理の創設者は過去に世界平和統一家庭連合(統一教会)に所属しており、摂理の教義は統一教会のものと似ている[13][14]。摂理は、創立者が女性信者に性的暴行を行い、社会問題化していたが、近年でも大学などでサークルやセミナーを装って勧誘し、若者を中心に信者を増やしている[2][15][16][17]

RAPTは、終末論のベースの上に、ユダヤ陰謀論鬼塚英昭の「田布施システム陰謀論(天皇と朝鮮人陰謀論)、中国脅威論などをミックスさせた寄せ集めを作り、そこに芸能人や政財界の著名人が反キリストとして登場する[2]。「田布施システム陰謀論」や「Qアノン陰謀論」の元型は、福音派に代表されるキリスト教的世界観にある[2]。「田布施システム陰謀論」では、孝明天皇伊藤博文によって暗殺され、明治天皇以降は「李家」の人々が住む山口県田布施町の出身者に入れ替わっているという[2][18][PR 4]。そして、その後の日本の近現代史は全て朝鮮人を通じたユダヤ系の国際金融資本に乗っ取られているとする[2][18]。ユダヤ人は朝鮮経由で日本に入ってきており(日ユ同祖論)、トヨタ原発などもユダヤ=朝鮮人ネットワークであるという[2][PR 5]。政財界や芸能界の著名人、天皇などは、朝鮮人で悪魔崇拝者の血縁者である「上級国民」であるが、2023年までにサタンが滅び、悪魔崇拝者は追放されるとする[2]。これらの陰謀論の寄せ集めは、善と悪の戦いのような定形であり、被害者意識排外主義的なナショナリズムが現れている

https://ja.wikipedia.org/wiki/RAPT理論

韓国系カルト宗教「キリスト教福音宣教会(摂理)」とは?

キリスト教福音宣教会(キリストきょうふくいんせんきょうかい、Christian Gospel Mission[1])は、韓国キリスト教の土壌から生まれた新宗教で、創設者は鄭明析。日本での通称は「摂理」(せつり)である。2018年12月31日時点で、教会25、布教所9(計34)を有する[2]。 『宗教年鑑』ではキリスト教系宗教団体と分類されている

宣教方法

勧誘は、大学の偽装サークルなどといった非宗教的な団体を通じて、宗教的な性質や教義、本当の目的を明らかにせずに行われている[9]。このような勧誘方法は「不正行為」であると弁護士から指摘されている[10]。日本においては東京大学東京外国語大学早稲田大学、広島大学などで大学生の信者を獲得したが、「宗教団体であることを隠した悪質な信者勧誘や、脱会希望者への執拗な引き留め行為」が問題視された[11]。その後、駅前のカフェや書店の宗教・思想コーナーで高校生を勧誘する傾向が見られるようになる[12]

献金

脱会者によると、2006年当時、第一週の献金が韓国人女性幹部に送金され、残りが教会運営費に充てられていたという[13]。1997年には1人10万円の献金が求められ、献金が多額であれば信仰心の厚い信者と認められるため、多額の寄付をする者もおり、教祖の住宅購入費用に数千万円を提供した信者もいたという[13]

会員への指導

まずは自分自身が成長すること、そして将来に良い結婚、良い家庭を作ることが教義にある。聖書に基づく婚姻、結婚に関する教育を結婚適齢期の会員にはしており、それ以前の男女交際、婚前交渉は禁止されている。飲酒喫煙も禁止。

2006年の証言によると、配偶者を選ぶための祝福行事は、27歳以上、信仰歴3年以上、3人以上伝道したことを参加条件とした2泊3日ほどの合宿形式で行われ、参加者内で自由に会話して相手を選んで良いが、鄭の承認が必要だったという[14]。2006年春までに6回行われた「祝福式」には150組以上が参加したとされる[14]

批判

教団は名称変更を頻繁に行っている[15]。1980年の設立時は愛天教会、韓国では教祖のイニシャルと同じJMS(Jesus Morning Star)とよばれるが、「JMS」という名称は当宣教会の正式名称ではない[16]。日本での通称は「摂理」で、教団は「すべてが神の配慮によって導かれている」という意味のキリスト教用語であると説明している[1]。日本の信者が自らを「摂理人(せつりびと)」と呼ぶことから、日本のメディアでも「摂理」と呼ばれている[15]

この団体はカルトとして批判されており[17]、韓国では近年社会問題となっている[18]。1999年に教団が元信者の女性を拉致・監禁したことが明らかになり[18]、同年脱会者団体「エクソダス」が設立された[18]。日本でも、少なくとも十数人の女性信者の被害も確認されている[19]。女性参加者は鄭明析との面談を受けるが、鄭はその際に婦人病を予防する「健康チェック」などと称して、わいせつ行為や性的暴行を繰り返していた[14]

日本では世界平和統一家庭連合統一教会・原理研究会(CARP)、オウム真理教と同じく、正体を隠した勧誘が行われており、教会には幼い子供から高齢者まで老若男女が通っているという[20]。「50の大学に信者」をもち「サークルを装い勧誘」していると報道され、大学では被害者をこれ以上増やさないよう対策が取られている[15]

宗教社会学者の櫻井義秀は、「摂理の宣教活動や教義はかなりの程度統一教会の影響を受けたもの」であり、真似をされたからと言って統一教会にキリスト教福音宣教会の監督責任があるわけではなく[注 1]、同教団が起こした諸問題に統一教会が関わっているわけではないが、韓国では両者を比較して特徴を論じる研究書が少なくないと指摘している[15]

被害

教祖・鄭明析による女性信者への性的暴行があったことが次々判明し[18]、鄭は1999年に海外逃亡し[15]、2007年に拘束され、2009年に女性信者への強姦及び準強姦罪で懲役10年の実刑判決を受けた[19]

1999年3月の韓国テレビ局のドキュメンタリー番組の報道で、鄭明析による女性信者へのわいせつ行為・性的暴行が一気に社会問題になり、教祖は2009年に実刑判決を受けた[19][18]。(詳細→女性信者の性的被害)ライターの野方いぐさ[注 2]は、性的暴行の被害者だけでなく、元信者たちも、教団の影響から抜け出せなかったり、教団の勧誘をしていたことの罪悪感に苦しむなど、その心の傷は大きいだろうと推測する[19]

韓国の毎日放送(MBN)は、鄭明析の一連の性的暴行事件に関する過去の報道内容に対して一部の内容を訂正するプレスリリースを出しており[21]YTNは過去の報道の内容の一部を修正している[16]

統一教会と摂理

鄭が修道生活の中で聖書を通読し体系化した「30個論」というものがある。その教えは世界基督教統一神霊協会に類似しているという指摘がある[22]。宗教研究者卓明煥によれば、「30個論」のうち、26・27・28・29・30ら「高級編」を含む9講論には、統一教会の教典「原理講論원리강론)」と「相当程度」の共通点がみられるという[23][24]

その点について教団は、鄭が一時期統一教会を訪れたことは事実であるが、訪れる前に既に教団の教義を体系化しており、統一教会の教義に由来するとの風説は非論理的と否定している[25]

https://ja.wikipedia.org/wiki/キリスト教福音宣教会

鄭 明錫[1](チョン・ミョンソク、Jung Myung Seok、1945年3月16日[2] – )は、韓国の宗教団体「キリスト教福音宣教会」(摂理)の創立者。1999年に起きた元信者女性の拉致・監禁事件について、鄭による女性信者への性的暴行が告発された[3]。海外にいた鄭は2007年に北京で拘束され、2009年に女性信者への強姦及び準強姦罪で懲役10年の実刑判決を受けた[4]

経歴

生い立ち

日本統治時代の朝鮮全羅北道錦山郡珍山面で、七人兄弟の三男として生まれる[5]第二次世界大戦から朝鮮戦争という動乱期に生まれ、飢えと貧困に苦しむ中で人生の意味と神とを模索し始める[6]

青年期ベトナム戦争に2度派兵され、命が尊いものであることを「骨身にしみるほど」悟り[7]、帰還後無事であったことを感謝して、故郷のキリスト教会建て直し資金に軍務で得た給金を差し出した[8]

昼は両親の農作業を手伝い、夜は山や洞窟で明け方まで聖書を読み祈るという生活を続けた[8]

宣教活動

1978年6月にソウルで宣教を始め、1981年3月に現在の「キリスト教福音宣教会」の前身である「MS宣教会」を立ち上げる[9]。1999年に現在の「キリスト教福音宣教会」(CGM)を発足する[9]。1999年から海外宣教を始める。(日本、ドイツ、フランス、イギリス、台湾など) 1989年7月から会員と共に自身の故郷を月明洞(ウォルミョンドン)として開発し、岩や木、水など自然によって作り上げた聖殿「自然聖殿」を建築する[10]

裁判と判決

2001年6月、韓国での女性信者に対する強姦容疑などで国際手配され、2007年5月11日に中国で捜査当局により婦女暴行の容疑で逮捕され、犯罪人引渡し条約により韓国に送還される。2008年1月11日韓国大法院(最高裁判所)において慰謝料約700万円の支払いが確定した[11]。 2009年4月23日、韓国大法院が鄭明錫の上告を棄却し、懲役10年の判決が確定。

https://ja.wikipedia.org/wiki/鄭明析

RAPT理論の中心人物は中村裕介氏

日本人教祖、中村祐介氏はみずからを「中心者」と主張し、終末の時代に神から最後の使命を受けたメシア(再臨主)だと説く。秘密教理の内容を精査したところ、正統なキリスト教の教えから逸脱する「異端」だとわかった。

https://cult110.info/news/rapt-20210422/